レベルチェックテストは、本プログラムにおける学習成果を測定するための、自動音声形式のスピーキングテストです。
現在のスピーキングレベルを、国際的な言語力指標である「CEFR」の基準を用いて判定します。
受講期間中に、以下の合計3回の受験が必要です。
受験の前に、必ず以下のリンクをご確認いただき、テストのルールや問題の形式を把握しておきましょう。
以下の「受験方法」のリンク先をご確認いただき、こちらに従って受験してください。
レベルチェックテストの「Part4: グラフを用いたプレゼンテーション」において、グラフの情報を的確に説明するためのポイントを確認します。
頻出の「帯グラフ」と「折れ線グラフ」を題材に、グラフを「ロジカルにわかりやすく」「正確に」説明する5つのポイントや、モデル回答をもとにグラフ説明の型を学び、実践トレーニングを行いましょう。
帯グラフ
このトレーニングでは、帯グラフを「ロジカルにわかりやすく」「正確に」説明するスキルを身につけます。
今回は、下記の帯グラフを使い練習していきます。まずは設問と帯グラフに目を通してください。
問題:
This graph shows the carbon emission sources for Country A and Country B in 2012. Look at the information and talk about the carbon emission sources for Country A and Country B.

以下のポイントに注意しましょう。

<ポイント①「型」に沿う>
<ポイント② 内容を絞る>
すべての情報を羅列しようとすると時間が足りなくなり、一番伝えたいメッセージがぼやけてしまいます。
グラフ全体を見て、「割合が一番大きい項目」「一番変化が激しい年」「差が最も顕著な部分」など、最も特徴的なポイントを1つだけピックアップし、「読み取れる事実と解釈を最低1セット」は時間内にしっかりと言い切るようにしましょう。
<ポイント③ 比較する>
「Aは〇%」と数値を並べるだけでなく、「AはBより多い/少ない」「ほぼ同じ」など、要素間の差異を明確に言語化することが重要です。
<ポイント④ 接続詞を使う>
論理展開を明確にするため、「はじめに」「次に」といった順序の接続詞や、「一方で」「しかし」といった対比の接続詞を活用しましょう。
<ポイント⑤ 数値を言い間違えない>
数値の誤りはビジネスの信頼性を損ないます。以下のようなミスに注意し、正確にはっきり発話しましょう。
では次に、グラフを説明する際によく使われる便利な英語表現を確認しましょう。
<グラフのタイトルを伝える>
<グラフの要素(項目や期間)を伝える>
(例文:There are three main sources: manufacturing, farming and transportation.)
(例文:This graph covers tourists from three countries: Japan, China, and South Korea.)
(例文:The graph shows [タイトル] from 2025 to 2026.)
<比較する>
<接続詞を使う>
冒頭の帯グラフに対するモデル回答は下記の通りです。学んだポイントや表現をもとに、確認してみましょう。また、モデル回答には音声もご用意しています。音声を再生し、音や意味を理解しましょう。
問題:
This graph shows the carbon emission sources for Country A and Country B in 2012. Look at the information and talk about the carbon emission sources for Country A and Country B.

モデル回答:
<グラフのタイトルと含まれる要素(項目)をすべて伝える>
This graph shows the carbon emissions of Country A and Country B in 2012. There are three main sources: manufacturing, farming and transportation.
(このグラフは2012年におけるA国とB国の二酸化炭素排出源を示しています。主な排出源は、製造業、農業、交通の3つです。)
<「製造業」に絞って事実(数値)を比較し、そこから読み取れる解釈(背景)を伝える>
First, let's look at the percentages of manufacturing in Country A and Country B. The percentage of manufacturing was higher in Country B than in Country A, with 12% in Country A and 43% in Country B. From this we can say that Country B had a more industrialized economy, whereas Country A was more agricultural.
(まずは製造業の割合です。A国の12%に対しB国は43%とB国の方が高くなっています。このことから、B国は工業化が進んでおり、A国は農業中心だったと言えます。)
<「交通」に絞って事実(数値)を比較し、そこから読み取れる解釈(結論)を伝える>
On the other hand, for transportation, the percentages were quite similar in both countries. In Country A it was 27% and in Country B it was 30%. Based on these data, it can be said that the dependency on transportation was almost the same between Country A and Country B.
(一方で交通に関しては両国の割合は非常に似通っており、A国は27%、B国は30%でした。このデータから、交通への依存度は両国でほぼ同じだったと言えます。)
4. モデル回答の発話トレーニング
モデル回答を口に出して練習しましょう。グラフをはじめて目にする人に伝えるつもりで、5つのポイントを一つ一つおさえていくことを意識しながら練習してください。
5. 実践トレーニング
本番同様に時間を測り、自分の声を録音しながら実践してみましょう。制限時間内に情報を整理し、論理的に伝える感覚を身につけることが重要です。
<手順>
1.準備する: タイマーと、スマートフォンなどの録音アプリ(ボイスメモなど)を手元に用意します。
<チェックポイント>
<ワンポイントアドバイス>
折れ線グラフ
次は、「折れ線グラフ」の説明に移ります。帯グラフで学んだ5つのポイントをベースにしつつ、新しく「推移(変化)」を伝えるための表現をマスターしていきましょう。
問題:
This graph shows the annual production of motor vehicles in Country K and Country L over five years. Look at the information and talk about Country K and Country L's annual production of motor vehicles from 2013 to 2017.


折れ線グラフで欠かせない「推移」を伝える表現を確認しましょう。
<推移を表す>
冒頭の折れ線グラフに対するモデル回答は下記の通りです。
ポイント②「内容を絞る」についてはさまざまなアプローチがありますが、このモデル回答は「2つの国の数値が大きく逆転した2013年と2014年に焦点を当てる」という絞り方をした上で、最後に全体の推移についても補足している例です。
問題:
This graph shows the annual production of motor vehicles in Country K and Country L over five years. Look at the information and talk about Country K and Country L's annual production of motor vehicles from 2013 to 2017.

モデル回答:
<グラフのタイトルと要素(対象となる期間)を伝える>
The graph shows the annual production of motor vehicles in Country K and Country L from 2013 to 2017.
(このグラフは、2013年から2017年までのK国とL国における自動車の年間生産台数を示しています。)
<「2013〜2014年」に絞って事実(数値・推移)を比較し、そこから読み取れる解釈(理由)を伝える>
First, let’s look at 2013 and 2014. In 2013, Country K produced about 2 million units, which decreased to about 1.5 million units in 2014. On the other hand, Country L started with about 1.5 million units in 2013 and increased to about 2 million in 2014, which was a higher number than Country K’s annual production in the same year. I think one possible reason for the increase in production in Country L could be the opening of the new car production plants.
(まず2013年と2014年に注目しましょう。2013年にK国は約200万台を生産していましたが、2014年には約150万台に減少しました。一方L国は2013年の約150万台から2014年には約200万台に増加し、K国を上回りました。L国での増加理由は、新工場の稼働などが考えられます。)
<期間全体の推移について伝える>
Overall, both countries showed a general increase over this period, and Country K ended with a higher production volume than Country L by 2017.
(全体として両国ともこの期間を通じて概ね増加傾向にあり、2017年にはK国の方が高い生産量で終わりました。)
4. モデル回答の発話トレーニング
モデル回答を口に出して練習しましょう。グラフをはじめて目にする人に伝えるつもりで、5つのポイントを一つ一つおさえていくことを意識しながら練習してください。
5. 実践トレーニング
本番同様に時間を測り、自分の声を録音しながら実践してみましょう。制限時間内に情報を整理し、論理的に伝える感覚を身につけることが重要です。
<手順>
1.準備する: タイマーと、スマートフォンなどの録音アプリ(ボイスメモなど)を手元に用意します。
<チェックポイント>
<ワンポイントアドバイス>
折れ線グラフの場合は、グラフが交差した年や、一番大きな変化があった期間を1つに絞って伝えましょう。
時間が余った場合には、その他の細かい数値の比較や全体の推移のまとめといった追加情報をつけ加えるようにしましょう。